日本防炎協会防炎品の中に含まれるだけに対策が不可欠
のれんは品物を販売する店だけでなく、飲食店でも多く用いられていますし、
旅館やホテルにも多く使われます。
近年は和の雰囲気を演出するのに最適なアイテムとして用いるところが
増えてきているとあって、手軽にとり入れているところも多いのでは
ないでしょうか。
注意すべきは店内はもちろん、店の外で使うにしても布製の品であるが
ゆえに引火して燃えやすいという性質を持っていることです。
![防炎加工](http://bsbmillennium.com/wp-content/uploads/2020/01/bouen-kakou.jpg)
不特定多数の人が利用する店や商業施設、宿泊施設に医療施設といった
場所で防炎義務が必要な品に定められているのも無理はなく、たった一枚の
のれんが大きな火災を生み出す要因になるとあって、使う場合には
しっかりとした対策が不可欠といえます。
店内で使う分には汚れが原因で洗濯する必要性はそれほど多くないと
あって、京都のれんが施す5回までの洗濯なら、防炎機能を後処理で
行う必要がないタイプを選ぶと、店内で用いるにしても消防法を満た
したものとなって安心です。
店の外も使い方に工夫すれば洗濯いらず
店の外に出しておくのれんは、どうしても風雨にさらされて汚れてしまいます。
京都のれんに依頼すれば5回までの洗濯に耐えられる防炎機能を持つのれんを
作ってもらえますが、それ以上となると1回の洗濯ごとに後処理で加工を施さ
なければなりません。
そのため、店の外に出して使うのれんも店内で使うタイプと同様に、
できるだけ洗濯回数を減らすように使うことが大事です。
雨が降ってきたら中に入れるとか、防水ビニールをかけた上で外に出して
おくようにすれば、風によって運ばれてきて付着した汚れは毎日乾拭き
することで取り除くことができます。
![ケアする](http://bsbmillennium.com/wp-content/uploads/2020/01/care.jpg)
数年に一度といったスパンで洗濯するだけでいいという程度に、
日ごろのお手入れと使い方を工夫しておくことによって、京都のれんで
作ったのれんなら洗濯いらずで使い続けることが可能です。
洗濯したらアイロンを当ててきれいにしなければならないといった
手間も発生することを考えると、きちんとした機能を持たせた
のれんを毎日メンテナンスすることで、手間いらずで使い続けられます。